市立函館病院研修医1年目の吉村一樹先生が、日本造血細胞移植学会で発表されました
当科関連病院である市立函館病院血液内科で1年目研修中の吉村一樹先生が、第38回日本造血細胞移植学会で発表されました。北大血液内科およびその関連病院では、やる気のある学生さんや入局前の研修医の先生にも積極的に学会で発表してもらえるよう指導体制を強化しています。興味ある方は是非、血液内科の扉をたたいてみてください!
(以下、吉村一樹先生からのコメントです)
市立函館病院研修医1年目の吉村と申します。この度第38回造血幹細胞移植学会で発表させていただいたのでご報告させていただきます。
今回は、従来のメソトレキセート・タクロリムスを用いたGVHD予防法にボルテゾミブを加えたレジメンを施行した症例を発表させていただきました。初めての 学会発表が全国学会であり、とても緊張していましたが、セッション自体が和やかな雰囲気であったのに助けられ、何とか無事に発表を終えることができまし た。
学会には学生時代から連れて行っていただいたこともありましたが、臨床を経験してからだと全く違う観点から色々なことを学ぶことができました。自分や指導医の先生が困っていた症例と同じようなケースの発表があり、どの施設でも同じようなことを経験していることを実感し、そういったことをそのままにせず勉強し発表することが重要だと感じさせられました。
発表に際して指導していただいた白鳥先生をはじめとする市立函館病院のスタッフの皆さま、そして学会会場で激励の声をかけてくださった北大血液内科の先生達に感謝申し上げます。