医学部6年生の宮島徹君が、アメリカ内科学会日本支部年次総会2016で発表されました
2016年6月4日〜5日に京都大学百周年時計台記念館にて開催された、米国内科学会(ACP)日本支部年次総会2016において学生の部でポスター発表に採択され、下記のとおり発表されました。
(発表演題)Development of histiocytic necrotizing lymphadenitis during chemotherapy for Burkitt lymphoma
今回の発表は、宮島君が5年生の時に「...(症例)についての内容をACP日本支部年次総会で発表したい」と自ら持ちかけてきたことから始まりました。宮島君の頑張りにより、ポスター内容、プレゼン、質疑応答含め、全てを英語で行う大変立派な発表となりました。今後もやる気のある学生さん・研修医に対しては、可能な限りサポートしていきたいと思います。これからの宮島君の活躍に期待したいと思います。
(文責・写真:後藤秀樹)
<以下、宮島徹君からのコメント>
北海道大学医学部医学科6年の宮島徹と申します。このたび米国内科学会日本支部の年次総会(2016)で当院の症例を発表させて頂いたのでご報告させて頂きます。
私は、バーキットリンパ腫の治療経過中に発症した壊死性組織球性リンパ節炎の症例を、診断と病気自体に焦点を当て発表させて頂きました。英語での初学会発表のため当日は緊張で落ち着かなく、発表直前までイメージトレーニングを繰り返していました。それでも、多くの先生方が発表を聞きに来て下さり、その温かい雰囲気に助けられ、滝のような汗とともに何とか無事終えることができました。
本発表を通じて、一つの症例に真剣に向きあうことの大変さと重要性を実感しました。この初心を忘れず今後も一人一人の患者さんと真剣に向き合うことができたらと考えております。
発表に際して、このような貴重な機会を用意して下さりご指導下さった豊嶋教授、遠藤先生、最初から最後まで丁寧にご指導下さりはるばる会場まで来てサポート下さった後藤先生、発表の予行練習にお付き合い下さり激励のお言葉をかけて下さった北大病院血液内科の先生方、病理科の畑中先生、松野先生に感謝申し上げます。
<発表風景>
<ポスター発表を終えて>