International Journal of Hematology (IJH) 誌に吉田匠汰先生の複雑核型を有する急性骨髄性白血病の臨床像に関する論文が掲載されました
Title:Clinical features of complex karyotype in newly diagnosed acute myeloid leukemia
複雑核型急性骨髄性白血病(CK-AML)は再発が多く、予後不良であることが知られています。本研究では、5、7、17番染色体異常のいずれかを有する症例を典型的CK-AML、その他を非典型的CK-AMLと定義し、典型的CK-AMLが非典型的CK-AMLに比べて有意に予後不良であることを示しました。また非典型的CK-AMLではTP53遺伝子の変異有無で予後が層別化されることを示しました。本研究は北日本血液研究会の臨床研究「北海道白血病ネット」の解析で、2022年米国血液学会(ニューオーリンズ)で発表しました。
Pubmed:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36572814/