International Journal of Hematology (IJH) 誌に宮下直樹先生の急性骨髄性白血病の遺伝子変異と予後に関する論文が掲載されました
Title:Prognostic impact of FLT3-ITD, NPM1 mutation and CEBPA bZIP domain mutation in cytogenetically normal acute myeloid leukemia: a Hokkaido Leukemia Net study
本研究では正常核型急性骨髄性白血病患者さんの遺伝子変異(FLT3-ITD、NPM1変異、CEBPA変異)と予後の関係を解析しました。FLT3-ITDは予後不良であり、CEBPA変異は予後良好でした。正常核型急性骨髄性白血病の患者さんで、初発時にこれらの遺伝子変異を解析することが、最適な治療を選択する上で役立つことを示しました。本研究は北日本血液研究会の臨床研究「北海道白血病ネット」の解析で、2022年米国血液学会(ニューオーリンズ)で発表しました。
Pubmed:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36853451/