British Journal of Haematology (BJH) 誌に横山翔大先生の微小FLT3-ITDに関する論文が掲載されました
Title:Subclinical minute FLT3-ITD clone can be detected in clinically FLT3-ITD-negative acute myeloid leukaemia at diagnosis
FLT3-ITD変異は急性骨髄性白血病の2~3割にみられる変異であり、予後にも関わる変異として知られています。今回、次世代シークエンスを用いた解析により、通常行われる検査では検出できないレベルの微小なFLT3-ITDが、FLT3-ITD陰性とされた症例にも存在することを確認し、再発時のFLT3-ITD陽性化に関わっていることを見出しました。本研究は北日本血液研究会の臨床研究「北海道白血病ネット」の解析で、2022年米国血液学会(ニューオーリンズ)で発表しました。
Pubmed:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37067758/